「 ┣King」記事一覧
動物だって不公平感じる?
2013年8月 1日
こんにちは! 和田です。今日は面白い映像?をもとに、動物にも不平等の意識がある一例をご紹介します。まずはこちらの映像をどうぞ。http://www.youtube.com/watch?v=meiU6TxysCg二匹の猿に、それぞれキュウリとブドウを与えた場合、キュウリしかもらえなかった猿が猛烈に怒って悔しがっているのがよく分かります"(悔しがり過ぎ??) この動画、結構人気があるようです.... 猿には申し訳ないですが、僕も初めて見た時思わず笑ってしまいました.... (キュウリをもらった猿のリアクションが面白すぎる)進化論が正しければ、僕たちと猿はある種似た者同士。やはり人間の世界にもあまりに大きな不平等があるのは良くないと改めて感じてしまいます。ウォール街の99%運動なども大きすぎる不平等が良くない一例だと思います。さて、猿は不平等の意識があることが分かりましたが、犬はどうでしょう? 和田家には13歳の愛犬、ミニチュアダックスフンドの「チャビ」がいます。(ちなみに、桜新町院長の柴田先生のご実家にもミニチュアダックスがいるそうです。)もう大分おじいさんになりましたので、分別良く、不平等などあまり感じず、大人の対応がとれる年頃だと思います。しかし....チャビは禁断の果実である、果物を味を知ってしまったのです。これは僕の父親の影響で、隠れてどこかで与えていることが家族内では分かっています。何度父親に詰め寄っても、「あげてない」の一点ばりなので、正直諦めています。これが愛犬チャビの不平等を感じている姿です。朝食にいつも通りバナナを食べていると5分程動かずにジッ~と見つめてきます。正直、集中してバナナを食べられない強い視線、眼力です。猿ではなくて犬なのにバナナ...... 大きな不平等は人間にも動物にも良くないことを学びました。
コンフェデレーションズカップ まとめ~日本が世界のトップになる日~
2013年7月13日
こんにちは! 和田です。
梅雨があけて随分と暑くなりましたね"
朝ジョギングをすると汗びっしょりになります。
さて、サッカーのコンフェデレーションズカップが終わり、いよいよワールドカップまで1年をきりました。W杯ではベスト4以上、何人かの選手は優勝を目標と宣言していますが、本当にがんばってもらいたいですし、今からとても楽しみです。
今回は課題がたくさん見つかった良い大会でしたし、世界のトップレベルとの差がどれだけあるか、とても明確になりました。決勝戦のブラジル対スペインは予想外の展開になりましたが、スペインの復讐、ブラジルの復活という面白い展開となり、サッカー界は今後益々盛り上がるのではないでしょうか。
個人的には、スペインのサイクルはまだ終わっておらず、今回のレギュラーに加えて、チアゴ・アルカンタラ、ダビド・シルバ、マタ、セスク、ビジャ、そしてトーレスのコンディションさえ整えばまだ牙城を崩すのは難しいと感じます。
では、日本は世界のトップクラスにどうすれば勝てるのか?何が足りないのか?について。
この2点は永久に続く議論かもしれませんが、今回はシンガポール初代首相で、歴史に名を残す戦略家であるリー・クアンユーの考えをヒントに考えてみました。
リー・クアンユー氏の考え方をまとめた新著「The Grand Master's Insights on China, the United States, and the World」の中で、今後中国がどのように覇権国家アメリカに挑むべきか述べられています。
中国はかつての超大国である歴史を考えると日本サッカーの歴史とは条件が異なり比較できませんが、途方もない差を埋めるためにどのようなアプローチをとるべきか参考になると感じました。
要点:
・中国は今後数十年でGDPは米国を抜くかもしれないが、創造性や民主的な制度に追いつくには100年あっても足りないかもしれない。
・自分達の現状をみつめ、米国により多くの若者達を留学させ、斬新な考え方や世界で通用する人材育成を行い、着実に力をつけることが重要である。
・軍事的な衝突をしても米国に敵うはずはないので、平和的かつ建設的に自分達の経済成長に専念するべきである。
・中国語が母国語であることは間違いなく不利であり、シンガポールのように第一言語を英語にすることができないデメリットは大きい。シンガポールの第一言語が英語、第二言語が中国語なのは偶然ではない。
さて、簡単に要点をまとめてみましたが、これをサッカーの歴史が浅いですが急速に成長を遂げている日本と、サッカー覇権国家のブラジルやスペインと重ね合わせて考えています。
・日本は今後数年、数十年でビッククラブでプレーする選手がさらに出てくるかもしれないが、代表チーム、Jリーグ全体で考えた場合、創造性や個人の身体能力が追いつくまでにはまだ途方もない時間がかかる。
・海外でプレーしなくてもJリーグでも十分成長できると考える選手もいるが、この考えでは間違いなく世界トップには追いつかない。とても厳しい道だが、トップリーグのトップチームに日本人選手が溢れる状況を目指さなければ差を縮めることはできない。
・現時点では大敗するのは仕方ない。現代表選手が子供時代に世界トップレベルで戦った経験を持つコーチは皆無であり、誰も世界でトップをとるためのコーチング技術も持ち合わせていなかった。選手を非難することはできない。自分達の現状を受け入れて、ビッククラブに数名の選手が入れたことに浮かれることなく、成長することに専念すべきである。
・日本語が母国語であることはサッカーをやる上ではほぼ間違いなく不利である。世界のトップを目指すには、日本語以外の言語をジュニアユース、ユース時代から身につけるべきである。
最後に、選手だけでなくコーチや監督、フィジカルコーチ、医療スタッフ、代理人など関係者も選手と同様に世界のトップレベルで通用するか周りから評価を受けるべきだと思います。
なぜ日本人が世界のビッククラブで監督を努めていないのか?
なぜ手術やリハビリが海外で行なわれることがあるのか?
代理人は世界のトップレベルの選手のキャリアをうまくコーディネートしたことがあるのか?
よく監督経験者の方が、テレビで代表選手に期待を込めて喝を入れることがありますが、あななたちのレベルはどうなの?と選手や国民は評価しても良いと思います。日本人はフィジカルで不利なのであれば、フィジカルコーチに求められる能力というのは必然的に非常に高くなるはずです。
偉そうに分析しましたが、現状は中国が経済力、軍事力、文化を含めてアメリカに挑む途方もない差を克服するのと同じくらい、日本サッカーが世界の覇権に挑むことも難しく時間がかかる道のりになると思います。ベスト4、ベスト8に運良くなれることはあるかもしれませんが、2、3度優勝するまでにはもしかすると100年以上かかるのかもしれません。
以上、三流小国家を超一流国家に導いた偉大な戦略家の考え方を日本サッカーに照らし合わせて考察してみました。(誰も読まないかもしれませんが")
ブラジルワールドッカップ、本当に楽しみにしています!
イスタンブールの思い出(後編②)
イスタンブールの思い出(後編)
2013年6月 4日
こんにちは! 和田です。
前回はイスタンブールの思い出(前編)ということで、イスタンブールの歴史やトルコに興味をもった理由をお伝えしました。今回は、イスタンブールで実際に過ごした経験をお伝えします。
オーストリアのウィーン国際空港を中継し、いよいよイスタンブールのアタテュルク国際空港に23:00頃到着。イスタンブールは、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカからのアクセスが容易であり、独自の文化を持つことから昨年観光地ベスト6に選ばれたようです。そのため、空港につくと国際都市だと感じさせるほど色々な国の人々が集まっていました。僕は長蛇の列が嫌いなため、空港の税関が一番苦手なのですが、残念ながら随分と長い列ができていました。これは一時間は覚悟か...と思った矢先、随分の前に進むのが早いことに気付きました。
なんだこれは!こんなことが許されていいのか!!と我が眼を疑いましたが、僕はパスポートを見せた瞬間にいきなりハンコが押され、顔を確かめることも無く、何か質問されることもなく5秒程で通過してしまいました!!!カイロプラクティック発祥の国が米国ということもあり、今までに何度も渡米しましたが、こんないい加減な入国は許されません.... 日本のパスポートは世界最強の一つと言われていますし基本的に信頼されていますが、それでも旅の目的や滞在先、滞在期間くらいは聞かれます。それが何もないなんて...なんてすばらしくいい加減な国だ!と驚きました。
さて、税関をサッと通過し、夜中で電車がないのでタクシーでホテルまで向かいます。地球の歩き方では、ホテル付近まで40リラ前後と書いてあったと思いますが、何れにしてもボッタクリが多いので気をつけろとのこと。僕も日本人はナメられやすい傾向があるので、堂々とタクシーに乗り込みました。
が....英語が通じません。仕方なくホテルの住所を見せると、「アー、OK」と言って走り出しました。タクシードライバーはガタイが良く、何だかアドレナリンがたっぷりと出ているような人でした。夜遅くなってきたので眼がギラギラしているのでしょうか。
嫌な予感はあたり、しばらくすると随分スピードが出てるな"と感じ、メーターを確認すると、150km前後は出ているようでした。空港から市街地までは2車線の道が続き、車道はあまり広くありません。そのため、何だかレースをしているような感じで、やたらと前の車を追い越したり手に汗をかきました。
「ゆっくりでいいよ」と英語で言っても、「OK」と半笑いでかえしてきます。この男ただものではありません。それに、二車線の中央線をまたがるように堂々と走っています。調子に乗ってきたのか、胸をずっとボリボリと掻きはじめ、その後股○をボリボリと掻きはじめたではないですか""
ただでさえ、強面系で超スピードかつ片手運転で何やらボリボリ掻きはじめたのではたまったものではありません.....ようやく信号で停止し、ホッとしたのもつかの間、信号が青に変わった瞬間ギアを入れ換えて急発進!!隣の車のドライバーにさきほどの半笑いを浮かべながら確認し、レースを優位に進めようとしています。。。いったいこのドライバーは何をやってるんだ"""
そして市街地につきスピードが落ちるとようやく安心できると思いきや、何やら細い迷路のような道を高速で突っ走りまくります。。目の前に邪魔者がいるようならクラクションを押しまくり、まるでどかねばひき殺すぞ!と脅しているかのような運転です。急に車が止まり、夜の繁華街のような町に着きました。タクシードライバーはなぜか車を降り、「one minite(ちょっと待ってて)」とお店に入っていってしまいました。。そして、他の強面の男が、僕の席に近づいてきたので、ここは「○○ホテルですか?」と聞くと、「違う」とのこと。僕は完全に終わったな、これは夜の闇に葬られるパターンか、何れにしてもよろしくないことが起きそうだと覚悟しました。。
5分後、アドレナリンたっぷり系の強面タクシードライバーが戻ってきて、「For you」と水の入ったペットボトルをくれました。。そして彼も水を飲みながら休憩をしています。
「え、お客さんを乗せたまた何を考えているんだ?」
何れにしても何か恐ろしいことにはならず、また車は走り出しました。10分後にホテル付近に到着。目の前に着くのかと思いきや、指であっちの方に行けと指示を出されます。いい加減すぎますが、言葉が通じないですし早く離れた方が良さそうなので「Ok、How much」と料金を聞くと、「50リラ」と。料金表をみると40リラと買いてあるので、さすがにナメられるものか!とばかりにメーターを指差し「40リラでしょ?!」と確認。するとドライバーは、僕を指差し「ウォーター」と言うではありませんか" 「え、この水プレゼントじゃないの?...」別に頼んでもいない水を「For you」と言われて飲んだらお金を請求してくる始末。。。。
とんでもない国にやってきてしまったのか?と完全に出し抜かれホテルに向かうのでした。
続きは後編②で......
イスタンブールの思い出 (前編)
2013年6月 3日
こんにちは! 和田です。
実はGWに一週間ほどイスタンブールに行ってきました。
イスタンブールはかつてのローマ帝国最後の都であり、東ローマの首都であったコンスタンティノープルからオスマン・トルコ支配へと壮大な歴史が動いた町であり、キリスト教からイスラム教文化の影響、ヨーロッパ、中東、アフリカ、そしてアジアの架け橋となっていることは良く知られていると思います。近年では、東京と共に2020年オリンピック招致にPRしているライバル都市?でもあります。
そんなトルコですが、僕がトルコに行ってみようと思ったのは2008年、今から5年ほど前になります。
ちょうどアメリカに留学していた際、友人のトルコ人にとても親切にしてもらったことがきっかけでした。よくランチを一緒にとり、週末は家に遊びに行ってご飯をごちそうになりました。彼女の旦那さんにはサッカーチームに入れてもらい、ヨーロッパ・北米チーム vs 中南米チームで試合をしました。
(僕はスペイン語が分からないので、ヨーロッパ・北米チームでプレー)
中南米チームは正直、汚いプレーや言葉を使う選手が多く、ヨーロッパ・北米は血がのぼりやすい体質なのか、最終的にはほぼグチャグチャに荒れる展開になります。その中でも、トルコ人のキレようは半端なく、他の国がおとなしくなる場面がありました。
(僕は日本人なので、世界平和の仲介役です)
また、彼らの友達を毎週末治療し、交流を深めていました。
トルコ料理はフランス、中華に並び世界三大料理と称されており、色々な食材を使っています。日本人の口に比較的あう味付けでもあります。
(個人的には、現在日本がダントツの世界一だと思いますが)
また、歴史的に日本人がトルコの船が難破し救助を求めた際に、どこの誰かも分からない相手に対し誠心誠意に尽くした過去を今でもトルコ政府は忘れていません。
(若い人達は全然知らなかったですし、僕の友達も知りませんでした......)
そんな関係もあり、今でもトルコには親日家が多く、アジア最大の経済大国、目指すべき成功大国として彼らの目標や憧れの眼差しで見てくれている部分もあります。基本的に真面目で勤勉なところが非常に似ており、調べてみると彼らにも蒙古斑があるようなのです。これは、日本人とトルコ人の起源が非常に近いことが推測できる要素です。
不思議な縁で出会ったトルコ人達ですが、このような出会いを経て、いつかトルコに行ってみたいなぁと感じるようになりました。
ではトルコってどんな国なのでしょうか?
続きは後編で。