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腕の痛みを訴え来院

45歳 男性 用賀在住

腕の痛みを訴え来院

2週間前くらい前に突然、朝起きた時に上腕に痛みを感じ、時間が経過するにつれジンジンする痛みに変わってきた。指先もチリチリしびれる気がする。整形外科では変形性頚椎症(C5/6)と診断され、2回/週リハビリに通っているが変化が見られない。特に思い当たる理由はない。付き合いでゴルフを2回/月に行うが、先月は何事も無くスイングできた。一番つらい状況は、デスクワークでじっとしている時間が長い時で、逆に動かすと少し楽になる気がする。一生治らないのでは?と不安になり同僚の紹介で脊椎ケアセンター(スパイナルケア用賀)に来院した。

初回時の状態

  • Cervical Compressin test 陰性(上から頭を押して頚椎を圧迫し神経症状を誘発するテスト)
  • 胸郭出口症候群 検査 陰性(Adson,Morley,Wright,Costclavicular)
  • その他、正中神経や尺骨神経領域の整形学検査はすべて陰性
  • しびれの範囲は、頚肩部から上腕後方にかけて(前腕、手にはしびれなし)
  • 肩甲上腕関節の可動域は問題なし。誘発もせず。
  • 腱板、腋窩部の筋肉、上腕三頭筋が強く緊張している。

整体後の経過

変形性頚椎症と診断されていたので、頚部については慎重にソフトな緩和操作のみ行い、施術の中心は腋窩部、上腕三頭筋、腱板に絞り、関節と筋肉両方に対してしっかりアプローチした。

1回目の整体で、5割軽減。1回/週のペースで3回目までには、8割軽減した。

5回目までには、上腕の痛みは完全に消え、指先の違和感のみ残っている。指先違和感は仕事やゴルフには支障がないとのことで、現在は2,3週に1度のペースで整体とメンテナンスを行っている。

【担当カイロプラクターのコメント】

上肢の問題は、頚部が大きく関わる事が多いのですが、今回のケースでは頚部の影響よりも腋窩近辺の筋肉の絞扼が問題となるケースでした。

筋肉の絞扼はじっとしていると悪化する傾向が強いのが特徴です。筋肉が固まるといわゆる虚血が起こり酸欠となって周辺の組織が痛みを発します。

変形性頚椎症と診断されるとそれだけで、もう治らないのでは?と心配になってしまうかもしれませんが、今回のケースのように、お抱えの症状の原因が別のものであれば十分改善する余地はございますので、一度ご相談頂ければと思います。

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