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顎関節症の頭痛(20代女性)

20歳、女性、ファーストフード店勤務、 駒沢在住

顎関節症で来院

もともと顎を開ける時に「カコッ」という音がなり、違和感があったが、仕事を始めた3ヶ月前からその頻度が増えてきた。また、この1ヶ月は顎を空けるたびに頭痛が出る。頭痛は右の側頭部や目の奥に締めつけられるような痛みが現れる。時々、ズキっとすることもある。
顎を大きくあけると強く出るので、食事を取るのが怖い。
歯科では顎関節症による影響だと言われ、歯科治療を行っているがあまり変化は感じない。
肩こりは顎の違和感以前から気になっている。

初回時の状態

  • 右側頭筋(側頭部)の圧痛あり
  • 右頚椎1番を圧迫しながら口を開けると頭痛なし。クラック音はやや減少
  • 右頚部前面(胸鎖乳突筋)の緊張と圧痛あり

整体後の経過

顎を空ける時に頭の根本(上部頸椎)を圧迫すると空けやすくなり、「カコッ」というクラック音も小さくなることから、頚椎の1番目の動きを良くするような調節を行いました。
調節後は楽になりましたが、3日後には元の状態に戻ってきたので、2回目の来院時には簡単なエクササイズを処方しました。1週間後の3回目では頭痛は週に2~3回ぐらいまで頻度が減りました。
その後、週1回の調節を2回ほど続けて、頭痛は無くなりました。顎の音は小さくなったものの、完全には無くなりませんでした。今は歯科と併用して月に1~2回の調節を継続中です。

【担当カイロプラクターのコメント】

顎関節症は成人女性の2割(男性は1割)ほどの割合で疑われる顎の症状です。
顎は肩、鎖骨、頭、首と筋肉でつながっているので、顎自体の問題だけでなく、肩こりや肩の痛みでも悪くなることがあります。今回のケースは体のバランスを司る固有受容器が沢山分布している首の骨(頚椎)のバランスが崩れていたことと、肩こりが原因で元々不安定だった顎関節のバランスが更に悪くり、今回のような症状が現れたのでしょう。頭痛は改善しましたが、顎の音は顎関節の問題が大きいので完全には無くなりませんでした。
顎関節症はカイロプラクティック整体で効果ある場合が多いので、お困りの方は一度スパイナルケアまでご相談ください

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