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顎の開きにくさを訴えて来院(30代女性)

33歳 女性 幼稚園教諭 用賀在住

顎の開きにくさを訴え来院

この症状は来院前日より始まった。顎が開きにくくなる症状自体は4,5年前から始まったのだが、通常は一日以内にすぐ治まり、頻度も時々なる程度であった。しかし、状態は徐々に悪化傾向にあり、今回は一日以上経過しても問題が自然寛解しないためにカイロを受診した。思い当たる原因としては、幼少の頃から脊柱に側弯があり、慢性的な腰痛や肩こりに悩まされてきたが、適切なケアをアドバイスしてくれる医療関係者がおらずその場しのぎの対処を続けてきた。

初回時の状態

  • 開口に指1本程しか口に入らない
  • 左外側翼突筋(顎関節の筋肉)に緊張あり
  • 左側頭下顎関節(顎関節)の可動性制限

症状の経過

直接の原因である外側翼突筋の緩和操作に加え、顎関節の調節を行い、6回目には指が3本以上入るまで口が開くようになりました。それ以降は側弯のメンテナンスとして月1回のエクササイズを継続中です。

【担当カイロプラクターのコメント】

側頭下顎関節(顎関節)の動きが制限され、開口時に下顎が前方に移動する動きに問題が出ているために生じていると考えられます。今までに何度も同様の症状を繰り返してきたことや、側弯がある方は身体のどこかにその歪が生まれます。おそらく、この場合は顎に最終的な負荷がかかりやすくなっていたのでしょう。
顎の問題がカイロプラクティック整体で改善した後も、側弯のメンテナンスケアやエクササイズを行っていき、体質改善を行わないと顎や頚部痛、肩こり、腰痛などの症状が今後悪化する可能性が高まると思います。また、椎間板の問題や神経圧迫症状などのリスク、消化器系への負担が高まることが予想できますので、可能な範囲で予防をお勧めします。

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