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アスリート必見! 筋膜リリースで効果を上げる3つの理由

アスリートと筋膜ケアは切っても切れない仲だと断言します。
私自身、トレイルランニングを10年近くやっていて筋膜の重要性を実感したからです。

柴田院長
柴田院長

ここでは私が考える筋膜リリースの効果や問題点について、カイロプラクターの私がお話したいと思います。

トレイルランニングで得た筋膜リリースによる効果と問題点

最近はサボっていますが以前はハセツネ4回連続完走などかなり真面目に走りに取り組んでいました。

毎週のように友人達と山へトレランへ行っていたのですが、月間走行が200km超えるあたりから自分でも筋疲労が取れにくいのや筋肉を痛めやすいように感じて本格的に筋膜について勉強し施術に取り入れ、さらにセルフケアの重要性がわかってきました。

筋膜リリースという言葉はここ数年で浸透してきましたが、私がはじめて知ったのはカイロプラクティックの学生だった2004年の事です。

当時、獨協大学のスポーツ系のサークル(主にラグビー部やサッカー部)に月何回かメンテナンス治療に言っていたのですがそこで私達の指導の先生が筋膜リリーステクニックを教えてくれました。

スポーツによる肉離れや捻挫によって周りの組織に炎症がおこり、組織の癒着を引き起こします。これがパフォーマンス低下に繋がるという考えでそれを改善するのが筋膜リリーステクニックです。

大げさに聞こえるかもしれませんが、筋膜リリースの効果は抜群です。それまでやっていたカイロプラクティックの施術だけでは取れなかった痛みや症状が劇的に改善するのを何度もみています。
特にスポーツをされている方々には上記の理由から非常に有効だと言えます。

問題点はセルフケアの難しさです。
グリッドローラーやホームローラーなど筋膜リリース用器具は沢山出ていますが、人間には個体差があるので、やり過ぎたり合わないやり方でやると余計に炎症が起き、結果癒着に繋がります。

2014年 第22回ハセツネCUPゴールより

アスリート必見! 筋膜リリースで得られる3つの効果

1.つりにくくなる!

長距離走っていると特に登りから急な下りに変わったあたりで太ももやふくらはぎが痙攣を起こしたり、肉離れになったことはありませんか?

筋力不足や脱水以外でも筋膜の癒着が原因でなる場合もあります。

運動により損傷した組織の炎症で筋膜の癒着が起こり、このようになるようです。

柴田院長
柴田院長

普段からケアすることでこれらを防ぐことができます。

2.パフォーマンスが上がる

これはフルマラソンで経験した事ですが、35kmを超えたころから急に走りづらくなった経験はありませんか?もちろんエネルギーの枯渇も原因の一つですが、それ以外に筋膜も関係します。

これは筋膜の癒着により自分が思っているように左右前後均等の走りが出来ていない事で起こるようです。

柴田院長
柴田院長

私自身トレランをやっていて感じたことは体幹のブレがなくなり、不安定な場所や石に乗り上げバランスを崩したときでも踏ん張りが利いて倒れなかったことに驚きました。

3.姿勢バランスが良くなる

先ほど筋膜は全身を覆うボディースーツのようなものと書きましたが、筋膜の癒着でひっぱられ姿勢が悪くなることがあります。

例えば大胸筋や腹筋群など前側の筋肉、筋膜が固くなることにより、首が前方に肩は内肩に・・・見た目では首が前に出て猫背になっているような姿勢になります。

この状態で筋膜が固まってしまうと無理に姿勢を保とうとしても疲れてしまい長時間同じ姿勢が取れません。

姿勢バランスが悪いと支える筋肉に負荷がかかり、肩こりや腰痛、さらには痺れや痛み症状の原因になるのでやはり筋膜の調整は必要だと思います。

最後に

ここまで自身の体験を元に筋膜リリースの重要性を説いてきましたが、百聞は一見にしかずです。実際に筋膜リリースを受けてその効果を実感してみてください。

きっと記録が伸び悩んでいる方も、故障に悩んでいる方、長くスポーツを続けて行きたいと思う方々の助けになると思います。

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