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【症状別解説】肩こり

肩こりの原因 その1 姿勢不良

姿勢不良は、肩こりをはじめ頭痛や目の疲れ、腰痛や内臓機能低下など様々な症状を誘発します。

姿勢が低下すると、身体のバランスがくずれ、それを不自然に調整しようとするため身体のあちこちに無駄な力が入ります。肩や首は身体のなかでも最も力が入りやすい箇所の1つですので徐々に固まってきます。

また、姿勢が乱れている場合、それは一時的なものではなく常に乱れている可能性が高く、肩や首にも軽微とはいえ、常に無駄な力がかかり続け肩こりが生まれてきます。

一時的に良くなってもまた再発するのはこのためです。

肩こりの原因 その2 運動不足

運動が不足すると血流が促進されず、筋肉も硬直しやすくなります。筋肉の本来の働きは縮んで(収縮して)伸びる(弛緩する)ことです。この働く機会が減ると、固ま筋肉は緩むことを忘れて固まりやすくなります。固まると当然血流も不足してしまします。

運動不足は肩こりの原因にもなり、逆に運動することにより肩こり解消にもつながります。

肩こりの原因 その3 生活習慣

ここで言う生活習慣とは、お仕事や趣味など(例えばPC作業など) で、ずっと同じ姿勢でいることを意味します。仮に理想的な姿勢であったとしても静止状態では、やはり筋肉が使われずに固まって肩こりが生まれてしまいます。

姿勢不良での静止状態が最も悪い影響を及ぼします。身体は20分動かないでいると固まり始めると言われています。

肩こりの原因 その4 自律神経の問題

自律神経系は、交感神経系と副交感神経系の2つに分けられます。

交感神経系の主な機能は、戦闘や逃避など、ストレスの多い緊急の状況に対して体の準備を整えることです。力が入りやすい状態になります。一方、副交感神経系は、全般的な役割は温存と回復です。リラックスモードで働き、筋力をゆるめる作用があります。

通常は、交感神経と副交感神経は拮抗関係にあります。しかし、交感神経が優位な状態が続くと筋肉が無意識に緊張し、肩がこりやすくなります。

肩こりの原因 その5 心因性

ストレスと肩こりの関連性はとても強く、ストレスに比例して肩こりも増悪することがあります。正しい姿勢・運動が十分でもストレスにより肩こりは発生しうるということになります。そのメカニズムの前に、まずはストレスの理解から始めましょう。

「ストレス」という用語はカナダのハンス・セリエ教授が1935年に紹介したもので、簡潔にまとめると「各種刺激に対する生体内の全身的、居所的防衛反応(内分泌反応)」と定義できます。防衛反応(身体を固めようとする)自体は、身体に備わっている生き物に必要な機能です。しかし、それが慢性的に継続したり、限度を大幅に超えたりすると、肩こりにつながってくるわけです。

肩こりの原因 その6 内臓関連痛

胃腸の問題が原因で肩こりが生じている可能性があります。お腹の調子が悪いとき、前かがみになった経験はありませんか?こういったわずかな前傾姿勢でも、継続すると頭の重みが背中や肩にかかり続け、肩こりを誘発します。肩が凝れば背中が辛くなりさらに頭が重くなる、という悪循環に入っていきます。

また、心臓や肝臓、胆嚢、胃の問題が原因で肩がこることもあります。

臓器が原因となる「関連痛」が、肩に出ることがあるためです。関連痛には、問題となる部位ではなく、少し離れた部位に痛みがでるという特徴があります。心臓の場合は左肩に、肝臓の場合は右肩に痛みでることが特徴です。はっきりした痛みではなく、軽度の痛みが身体を硬直させ肩こりを誘発する可能性があります。エクササイズや運動など何をやっても全く軽減しない方は「関連痛」を疑ってみるとよいかもしれません。

肩こりの原因 その7 貧血・酸欠系

貧血とは、赤血球の数やヘモグロビン(酸素を運ぶ赤血球中のタンパク質)の量が少ない状態をいいます。

※ここでの貧血は、重篤な疾患や外傷によるものではなく軽度の慢性的な貧血状態を意味します。

ヘモグロビンが少ないため、身体は酸欠状態に陥ります。身体が酸欠を起こすと、身体にとっては生命に関わる一大事なわけですから防衛反応が起こります。防衛反応は身体を守るために、筋肉を固めることになり、その結果、肩こりへと発展していきます。

1から7までの肩こりの原因をみてまいりましたが、

  • 自律神経の問題(自律神経失調症・交感神経優位)
  • 筋骨格系(慢性的な症状、筋力低下、ハイパーモビリティーなど)

に関しては、カイロプラクティックでの改善を見込めます。

カイロプラクティック整体により、身体の歪みがとれ関節の可動域の拡張、血流促進、筋肉の柔軟性向上を期待できるからです。

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