MENU
ご予約
地図

後頭部の痛みとこめかみの痛みを訴え来院(30代女性)

35歳 女性 世田谷区在住

後頭部の痛みとこめかみの痛みを訴え来院

半年前から後頭部の張りを感じ始め、徐々に痛みもつよくなってきている。酷い時にはこめかみがズキンズキンと痛むこともあり、仕事が手につかない日もある。

思い当たるものとしては眼精疲労が原因ではないかと考えている。 仕事は基本的にデスクワークでPC作業が多いためか最近視力が悪くなり、コンタクトレンズをつけるようになった。また特にこの時期は会社の決算があるため残業も多く、睡眠時間も少ない。

頭痛は仕事中に出る事が多いが、休日も酷くなる事が多い。休日の頭痛はひどい時は目がチカチカしたり、吐き気を伴うこともある。

頭痛外来では片頭痛と診断され、頭痛薬をもらって辛い時は飲んでいるが、なるべく薬に頼りたくなく根本的に良くなりたいと思いネットで当院を見つけて来院された。

初回時の状態

  • 頚部屈曲、伸展で後頭部の痛み
  • 後頭下筋群、胸鎖乳突筋、上部僧帽筋の緊張と圧痛
  • 頚椎と上部胸椎の可動性低下
  • 首が前方に突出している猫背姿勢

整体後の経過

初回は頚部の動きに関わる筋肉の調整を行うが、なるべく筋肉への刺激・負担をへらして頚部と胸椎の骨格の矯正をメインに進めた。また急激な筋肉のゆるみによって、片頭痛が誘発されないよう刺激に注意して行った。

初回で50%ぐらいの改善がみられ、3回目の来院時には頭痛の頻度も減り、症状も気にならなくなってきた。

ここで自宅でできる首のエクササイズを処方し、5回目の来院時にはほとんど症状はなくなっていた。

現在は身体のメンテナンスのために月に一度来院されている。

担当カイロプラクターのコメント

今回は筋肉の緊張で起こる緊張性頭痛と脳の血管の拡張によって起こる片頭痛が組み合った、混合性頭痛だったようです。

今回のケースの様に、平日が非常に忙しいと筋肉が緊張する緊張性頭痛が起こり、反対にリラックスする休日に副交感神経が優位になり、血管拡張性の片頭痛が起こることが多いようです。

緊張性頭痛は頭蓋骨・頚椎の調整で筋肉のコリを取りのぞき、血流を整えることで症状の改善がみられます。

また片頭痛の改善には自律神経のバランスも深く関わるため、運動やエクササイズも有効なアプローチになります。

緊張性頭痛と片頭痛は原因が異なるため、ご自身で見極め対処するのはとても難しいようです。
こういった症状でお悩みの方は是非ご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました