発展場
こんにちは! 和田です。
毎月第2週目の週末に臨床神経学会のために神奈川県に行っているのですが、必ず土曜日はスーパー銭湯?のような寝泊まり可の施設にお世話になっています。
ここはスパケアでは通称「発展場」と呼ばれています。発展場とは、男女もしくは同性間での仲が発展するという意味らしいのですが、この銭湯には石橋先生と僕がお世話になっているので、スタッフ間では「石橋先生とは発展しましたか?」というフレーズがユーモラスなジョークになっています。
さて、石橋先生との発展はないのですが、ここは僕にとっては様々な「発見場」になっています。例えば、寝床は大人数での雑魚寝なのですが、実に様々な寝返りの打ち方や寝言、呼吸の問題などがあることに気付きます。
このように、一日に約50名の方の睡眠を研究できるのはとても面白い経験です。ある人は、糖尿病性の呼吸、またある人はうつ伏せになり軍隊が直立したような硬直した姿勢をとって寝ています。中には首が捻じれており、朝になったら寝違いを起こしているだろうな、と思う人もいます。(案の定寝違いを起こしています)多くの人は、枕の高さが合っていないように思います。
また、身体に入れ墨をした強面の方々や歓楽街で遊んできた方々など、日頃は合い交えることが少ない人たちとの交流があり、同じ寝床につくことになります。スポーツ雑誌や週刊誌などがたくさん揃っているので、情報収集の場にもなるのです。さらに、臨床歴40年以上のマッサージ師さんの治療もうけることができ、とても勉強になります。
まだ月1回の頻度で発展場での生活が1年続きますが、様々な発見を楽しみたいと思います。
2011年11月22日 カテゴリー: ┣King