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スパイナルケアのBLOG | 知識の詰め込みや記憶力は不要?すべてダウンロードの時代

知識の詰め込みや記憶力は不要?すべてダウンロードの時代


こんにちは! 幸せ研究家・機能神経学専門医の和田です。

さて、今週一番気になったニュースは、Googleに採用された64歳の新入社員(男性)についてです。 彼の名はレイ・カールワイル。発明家・未来学者で人工知能が専門で、機会学習や言語処理に関するプロジェクトに従事するようです。彼の考えによると、今から約15年後の2029年には「人工脳」が誕生するようです。

彼は、今までインターネットが普及する時期や人間とコンピューターのチェス対戦において人工知能が勝利する年代など、数々の予測を的中させてきました。そして、ここからが非情に興味深いのですが、彼は以下のような予測をしています。

・2030年代には、ごく普通の一般人でも自分の脳をコンピューターと接続できるようになる。 ・その頃には血球のサイズのコンピューター化された装置が開発されて、それが血管の中に投入される。 ・その装置が脳に到達し、クラウドへつながる役目を果たすことで、大脳新皮質の拡大が可能になる。 ・ホモサピエンスは大脳新皮質の拡大によって進化してきたが、人類は生物学的知能と機械的知能のハイブリッドとなる。

この記事の最後には、試験のために一夜漬けする代わりに、参考書を脳にダウンロードする未来がすぐそこまで近づいてきているのかもしれないと記されていました。。。そう、あの映画マトリックのような時代が近づいているわけです。ただ、後頭部に太い棒を差し込まれないのが今回のメリットではあります。

さて、何だかとんでもない未来のように感じますが、人間の考える事は大体実現化できるので、おそらくそうなるのでしょう。(法律などの規制がどうなるか分かりませんが) 最近は、ピアノの弾き方なども電気で運動神経を刺激する事で筋肉の収縮順番を身体に覚えさせ、効率的に学習できる技術が開発されています。そう考えると、未来は知識学習やスポーツや身体運動の基本などは小学生、中学生のうちに終了してしまい、高校・大学からは実社会での応用や起業家・政治家的な活動が行なわれるようになるのかもしれません。

今子供を授かり、15年後の中学卒業時に子供がすべての言語と歴史などの科目、スポーツ、料理などの 基本を脳にダウンロードし、自分は比較的高齢なので危険性がありダウンロードできませんと言われてしまったら、子供になんて言われてしまうのか心配になりました。

「すべての面で親父を超えてしまったから、僕/私がお父さんを教育してあげるよ」「何もわかってないんだから、本当に困るよ」なんて言われたらシャレになりませんね。

どうせそんな装置が開発されるなら、ちょっとアダルト世代に有利な開発をしてもらいたいものです。

今週のトライアスロン練習は、スイム0km、バイク20km、ラン40kmでした。 いよいよ購入するバイクが絞られてきたので、来月中には購入したいと思っています! 秋の大会に出場し、完走できるか? 将来は脳や身体にダウンロードすれば良いので、練習なんて必要ないのかもしれない…..

2013年1月31日 カテゴリー: ┣King