しあわせについて考える3
こんにちは! 幸せ研究家の和田です。
今週は通勤時間と幸せについての調査からです。 まず、東京はもちろん、世界の大都市では通勤時の混雑によるストレスは共通しているようです。特に、東京の満員電車は僕にとっても人生のワースト3に入るストレスフルな時間です。毎日満員電車通勤されている方々には本当に頭があがりません。
そんな通勤のストレスですが、今回の調査によるとストレスを感じながら一時間通勤をしている人と、会社に近くに住み通勤にストレスない人では、幸福度が違ってくるようです。
これをお金という基準で計った場合、一時間通勤している人は、そうでない人よりも約40%もお金を稼がないと同程度の幸福感を味わうことができないとの結果が報告されています。やはり通勤でのストレスというのは健康状態に大きな影響を与える要因となっているということでしょう。
対策として、1、2時間早く起きて満員電車を避ける、始発に乗るなどが考えられますが、午前中は自宅で仕事をしてからの出勤や、動きやすい運動できるカジュアルスタイル通勤などが導入されると良いと個人的には感じます。スーツは一見礼儀正しいように見えますが、関節の可動域を制限し、筋肉の過緊張を招きやすいです。血流も妨げますので、脳を効率よく働かせることもできません。そう考えると、ビジネスパーソン達はドラゴンボールでいうところの、亀の甲羅を背負った状態で身体に負荷をかけながら修行しているように見えなくもありません。
米国留学中に、友人が勤めているシリコンバレーの会社に何度か足を運びましたが、皆かなりカジュアルな格好で仕事をしていました。アップルコンピューターのスティーブジョブスも、プレゼンはデニムパンツにT-シャツ姿だったと思います。
通勤にかかる時間を減らせなかったとしても、様々な工夫や価値観の変化により、多くの人の幸福度が増すような仕組みが整ってくると良いなと感じています。
2012年3月27日 カテゴリー: ┣King