先日姫路で、ご当地グルメを競う「B1グランプリ」が開かれていましたが、故郷のご当地グルメや食べたことのあるものが入賞していたりすると盛り上がりますよね♪

ちなみに私は、結婚してから青森県八戸市に親戚ができたのですが、初めて「せんべい汁」を食べた時は驚きでした。 だって、お鍋に「おせんべい」を入れるなんて、「ありえな～い！！」と思っていたのです。 でも、一口食べると、なんとあの食感が絶妙においしいのです。 何事も、「見た目」や「先入観」で判断してはいけないという教訓を思い出していました。 今でも、見た目にそそられる感じはないのですが、やっぱり食べると美味しいのですよ。

ところで、今年の夏ごろですが、千葉県茂原市に行く機会があり、どうせだからランチにおいしい物でも♪と下調べをしたところ、「もりたや」というところの焼きそばがとても有名で、そこに行くことに決めていました。

当日は、地図もバッチリ頭に入れて向かったのですが、あるべき辺りに「もりたや」が見当らないのです。 いやいや必ずあるはずと、行きつ戻りつしていたら、なんと「もりたや」の看板の文字は色あせ、目を凝らして、あると思って探さなければ見つけられないものでした。 しかも、外から見た限りでは、全く営業をしている気配が感じられないのです。なんというか、もう何十年も営業をしていないような外観で、「準備中」の札がありました。

あー、せっかく調べてきたのに残念だなぁと、連れが駅方向に戻りかけていたのですが、私は興味本位で入口を開けてみたのです。

そしたらなんと！

店内は15人くらいいたでしょうか。 満席なのです。 で、食べている人も待っている人もいるみたいだったのですが、みんなこっちを見て、無言なんです。 私、幽霊でも見ちゃったんじゃないかと思って、そのまま閉めてしまいました。

そして連れを呼び戻し、再チャレンジ。 少し待ってから入店でき、だいぶ待ってから焼きそばにありつくことができました。 この時も、やはり見た目で判断しては・・・と思いつつ。

長年やってらっしゃるお店のようでしたが、次から次に持ち帰りのお客様もみえ、地元に愛されているんだなぁと感じてきました。 私たちも地元の方に愛される「もりたや」のようなクリニックになりたいものです。 もう少し、見た目にもやってる感じがあったほうがいいと思いますが。

八戸のせんべい汁セット（4～5人分）
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