そこに山があるからさ ~伊豆ヶ岳トレイル編~
11月18日 AM8:00 正丸駅
小さなこの駅にぞくぞくと人が集まってきます。
今回、私が所属するTeamACのメンバーで「第10回NATHAN奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルラン」に参加しました。 参加メンバーは
左から順に
・私(教官) ・リーダー ・隊長 ・コーダさん ・リョースケさん ・軍曹
の計6名(+1名:リョースケさんのお友達のキノシタさん)
我らがタケちゃんとタローさんは予定が合わず今回は参加できませんでした。
こんなに大勢で走るのは初めてなので開始前からワクワクですw
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9時半のスタートまでに、
受付やら着替えやら、ウォームアップやらで、
1時間半はあっという間に過ぎていきます。
あと、40分ぐらいかなぁ。。。
そんなことを考えながら準備していると、
カメラをもったおじさまに声をかけられました。
「すみません。レッツトレイルランのモノですが~。よかったら数分お話聞かせていただけませんか~?」
(レッツトレイルラン?・・・・うーん。知らない。。。)
「あっ、はい。別に大丈夫ですよ。」
よく考えずに。流されるがままOKしてしまうワタクシ。。。
「はい。ここに名前を書いて・・・。あっ、写真もいいですか~。」
「あー。そのままじゃなんなので、バックパックでも背負って~。」
「はい!いいですよー。では撮影いきまーす!」
カシャッ! カシャッ! カシャカシャッ!!
「あっ、突っ立ってないでポーズとって~(笑)」
「えっ・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな感じでなされるがままに撮影は終了。
なんとなくグラビアアイドルの気持ちがわかったような・・・。
その後、リョースケさんとリーダーも同じように撮影
この様子は12月中に発売予定の、
「レッツトレイルラン」VOL.2で載るとか載らないとか・・・ (服装がリーダーとかぶっているので載らないかも(笑))
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、そうこうしているうちに開始時刻が迫ってまいりました。
今回は17kmとショートコースなので、距離的にはそれほど大変ではありません。
が、ショートなぶん、最初から最後まで本気(ガチ)モードのレースが展開されると思います。
まずは「ポジション取りが大切なんじゃ!!」
そう隊長から教え込まれてきた私達は20分前から並び始めます。
カメラを向けても気がつかないほど、隊長と軍曹は真剣そのもの。
ですが、リーダーは相変わらずのおちゃらけで(笑)
後ろを振り返ると、すでに長い行列が出来ています。
そして、スタート2分前・・・
スタッフの合図で、開始地点のトンネルまで移動します。
そして・・・・
3,2,1,スタート!!!
皆が一斉に走り出します。
まずはリョースケさん、隊長、リーダーが前に出ます。
続いて軍曹も
私も皆に引っ張られる形で進んでいきます。
リーダーと隊長は同じペースで走り続けます。
今回のコース。山道に入るまでの2kmは長い登りのロードが続きます。
開始から1kmほど走ると登りがさらにキツくなっていきます。
この段階で心拍数は170bpmオーバー。
明らかに私にとってはオーバーペースです。
でも、レースまえに試走を3回したので、距離感とペースも何となくわかります。
(たぶん、なんとかなるだろう・・。)
根拠の無い自信を頼りにして、走り続けること数分・・・・
いよいよ山道です。
前を行くのはリーダー。
後れをとらぬよう、一生懸命ついていきます。
10分ほど登ったのでしょうか、ロードが見えてきました。
ここから最初のエイドステーションまで1kmちょっとのロードが続きます。
第1エイドは水のみ。
軽く口に含んですぐ出発です。
そして再び山道に・・。
いよいよここから長いトレイルがはじまります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話しが変わりますが、今回は珍しく「MONTURA(モンチュラ)」の赤色の長袖Tシャツで走りました。 *赤は隊長やタケちゃんの色です。
実はこれは私が非常勤勤務している大学の卒業生、森田育生先生がくださったものです。
今年の5月に地元鳥取県米子市で、
「レアカイロプラクティック」という治療院を開業されたそうで、
その、ご報告の手紙と一緒に、このTシャツをいただきました。
手紙には近況の他に、このプレゼントについて書かれていました。
先生に合いそうなシャツを見つけたので送らせていただきます。 これを着て山を走っていただけたらうれしいです。
夏の間は長袖を着る機会が無かったのですが、
今回の気候にぴったりなので、着させてもらいました。
森田先生、どうもありがとう!!!
そんな熱い気持ちも入っているので、中途半端な結果は出せません。
今回のためにはじめて試走もしました。
スタミナをつけるためにアルコールとコーヒー断ちも1週間しました。
そんな気持ちのおかげでしょうか、いつもよりも身体が良く動きます。
(これならムリできる!)
そう思った私はここからペースを少し上げて、
思い切って、一緒に走っていたリーダーの前に行くことにしました。
試走でコースはわかっているので、エイドまでの距離も大体わかります。
するとペースもわかってきます。
そのまま伊豆ヶ岳山頂にある第2エイドステーションでコーラを1杯飲んで、すぐに出発です。
ここからしばらく下りが続きます。
ハイカーもいるので、速度制限がかかる中、
あやまって岩などを落とさぬよう慎重に進みます。
途中、仮装したスタッフがお出迎え。
こういうのも大会ならではですね!
昨日の大雨と打ってかわって快晴の今日、
風はやや強く冷たいですが、走るには最高の環境で気持ち良く飛ばせます!
当然、走らない一般登山客も多いので、迷惑にならないよう慎重に走ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく走っていると、前にも後ろにも誰も居なくなる空間が出てきました。
天気も良いし、下りが気持ち良いので、
ここらへんで、ちょっと雄叫びをあげてみたりして・・(笑)
アドレナリン全開です!
そして、第3エイドを越えて・・
いよいよ、登りが一番きつい「子の権現」に向かう道。
写真のような登りが続きます。
でも、それを越えると・・・・
頑張ったランナーへのご褒美!
すばらしい風景が現れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子の権現の最終エイドステーションで水分補給をして、
いよいよラスト5kmのロードです。
この絶景を見ながらの下りが3kmほど続きます。
結構な急斜なので、ここで足を使い切らないよう、
注意しながら走ります。
途中の紅葉が綺麗です!
長い下りを越えると、写真のような普通のロードが続きます。
そして、いよいよ大通りに・・
ここからは緩やかな登りが1.5kmほど。
わかっちゃいるんですが、最後にこの登りはキツい!!
そして、いよいよ・・・
ゴールが見えてきました。
ゴール!!!
タイム:1時間54分09秒
年代別:14位
総合: 25位
自分の中で一番良いタイムと順位です。
ほんと!100点満点なレースでした!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここからぞくぞくとACメンバーが帰ってきます。
まずは
続いて
さらに・・
そして・・・
皆さんおつかれさまー!!
チーム紅一点のコーダさんは、女子の部のスタートが遅かったので、
まだまだ時間がかかるということで、男性陣は先に温泉施設「あじさい館」へ。
仲良く電車。
そして、
お食事。
入浴後に皆さんで記念撮影!
あらためて皆さん!お疲れさまでしたー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回、初めてチームで走ってみて感じたこと。
マラソンやトレイルランは一人で走るもの。
でも、同じ大会に出て気持ちを共有できるというのは、
本当に素晴らしいことだし、なにより楽しい!
これからもチームのみんなと走り続けていきたいですね。
院長
レッツ!トレイルラン vol.1 決定版!超ビギナーのためのトレイルランの走りかた (B・B MOOK 835 スポーツシリーズ NO. 705)
2012年11月22日 カテゴリー: ┣ジョギング | ┣院長